この記事はこのような悩みを持つ方におすすめです。
- 上司に評価されず悩んでいる。
- 上司に評価される為のコツが知りたい。
私たち会社員は一日の1/3をお仕事に費やしております。お仕事をすることで報酬をもらい、日々成果を上げる為に努力しております。その頑張った成果を評価するのが上司です。特に直属の上司には誰しも良くみられたいものです。
私も10年以上働いて色々な上司に出会ってきました。その中で私自身に関心がない上司や、頑張りを認めてくれない上司には苦労した経験があります。(私の頑張りやアピールが足りない!と言われればそれまでですが・・苦笑)
・PM理論とは?上司のタイプがわかります。
・上司との接し方について、コツを2つの場面で解説します。
・上司に評価される為の行動について紹介します。
この記事では一緒に入社した同期の中で低評価だった私が、上司について分析し、行動を変えたことで同期より先に昇進することが出来た経験をもとに解説していきます!
この記事を読み終える頃には、あなたなりの評価アップのコツが見えてくるでしょう。
PM理論を知ることで、上司のタイプを知ろう!

上記の図がPM理論の簡単な図となります。
各、~型について具体的に解説していきます。
- PM型・・集団維持能力が高く、目標達成能力も高い。要は部下に対しての面倒見も良く、生産性にも優れている、理想的な上司のタイプです。
- Pm型・・集団維持能力が低いが、目標達成能力は高い。要は部下にはあまり好かれないが、仕事が出来る上司のタイプです。
- pM型・・集団維持能力が高いが、目標達成能力は低い。要は部下には好かれるが、仕事があまり出来ない上司のタイプです。
- pm型・・集団維持能力が低く、目標達成能力も低い。要は部下にあまり好かれない上に、仕事も出来ないので、会社のお荷物になっている上司のタイプです。
あなたの職場の上司はどのタイプの上司にあたりますか?
私の経験上、Pm型(目標達成>集団維持)かpM型(目標達成<集団維持)の上司タイプが多い傾向にあります。特に多いのはpM型でした。
Pm型の上司タイプには、上司の代わりにあなたが周囲のメンバーの相談に乗ったり、まとめ役としてメンバーを引っ張ていけば、あなたの評価は上がると思います。
pM型の上司タイプには、”自身の成績を上げる=数字で結果を残す”ことで評価を上げる事が出来ると思います。
あなたは大丈夫?上司との接し方を見直そう

日々の”あいさつ”や、仕事のミスで注意されても”言い訳をしない”などは社会人として当たり前のマナーです。
ここではそれ以外の場面で、上司と接する際の解決策をご紹介します!
質問する前に上司の置かれている立場を知ることが大事
上司に質問する際のトーク例です。あなたはどちらが良いと思いますか?
- 『すいません!ここの部分が理解できないので教えて欲しいのですが・・』
- 『お忙しいところすいません!今お時間いただいても宜しいでしょうか?』
正解は②です。当たり前ですが上司も私たち同様仕事をしており、役職者なので仕事量も私たちと比べて多くなります。ですので”忙しいことが前提で話掛けること”が大事になります。
私も新人の頃は、早く答えが知りたいが為にこのようなミスを繰り返しておりました。他にも私が失敗して学んだ大事なことを3つ紹介します!
- 空気を読む・・上司のスケジュールを確認し、お手すきの際に質問しよう。
- 質問は結論から・・出来るだけ手短にする為、頭を整理してから行こう。
- メモの準備を・・覚えるのに自信がない方は必ず用意しよう。
この3つがきちんと出来るだけで、あなたに対する上司の評価は良くなると思います!
上司に反対意見を言うときは『アサーティブ』で
会社にいると会議に出席することもあり、そこで様々な意見交換が求められます。そこでは上司・部下関係なく平等に発言してよいはずなのですが、、、上司に反論するのって気が引けますよね?
私自身も上司に業務効率について提案があり、上司に話しかけたのですが、結局現状のままでいいよという意見に反論出来なかった苦い経験があります。それを解決できる上手な表現方法を『アサーティブ』と言います。
『確かに課長がおっしゃる通りで、そういった意見があるのはごもっともだと思います。しかし現状を考えますと・・・』
という感じで、まず上司の意見を肯定し、相手を立てる。その後に自分の意見を主張する事で、相手にも嫌な気持ちをさせずに自分の主張を伝えることが出来ます。
上司に期待されている事、改善が必要な事を知り、行動しよう!
会社では上司から定期的にフィードバックがあるかと思います。その際に上司より期待する事や、改善が必要な事について説明があります。その内容をしっかり覚えておき、行動に移すことが評価される一番の近道だと思います。
私自身は新人の頃ミスが多く、上司に改善が必要だとよく言われておりました。そこで私なりにミスについての分析や、ミスをしない方法を実践した過程を上司に報告しました。そういった弱点を克服する行動は評価されました。
また積極的に提案していくことも大事です。出来たら周囲の社員も巻き込んでの提案だと、『自分だけでなく、周囲の事も考えている』と思われ、より効果的です!
例えあなたの提案が通らなくても、そういった行動は間違いなく評価されます。
そして、今ある仕事を全力でやることです。上司はあなたの日々頑張る姿勢なども見ています。いつ見られても大丈夫な自分でいることで、上司に信頼されるようになりましょう!
そういった事の積み重ねで『この仕事お願い出来る?』と頼まれる事も増え、あなたのチャンスも広がっていきます。私も経験あるので、常に前向きな姿勢で仕事に取り組む事を忘れないようにしてください。
まとめ
今回の記事では上司を知るための理論を解説し、上司の接し方と自分自身で出来る行動について、紹介させていただきました。
・PM理論を学び、上司のタイプを知ることで何が出来るか考えよう。
・上司への接し方を見直そう。
①質問する際は、上司も忙しいこと前提で話しかけよう。
(空気を読む/質問は結論から/メモの準備も忘れずに!)
②上司への反対意見はアサーティブで返そう。
※『確かに課長がおっしゃる通りで、そういった意見があるのはごもっともだと思います。しかし現状を考えますと・・・』
・上司が期待する事、改善して欲しいことを行動に移そう。
①自分の弱点を克服する努力をしよう。
②周囲を巻き込んだ提案をしていこう。
③前向きな姿勢で、今ある仕事に全力で取り組もう。
会社で評価されるというのは多少運もあります。頑張っていても評価されない人はいくらでもいます。実際に私より頑張っていると思うような先輩も、評価されずに苦労されていました。。
ですが最終的に頑張っている人は報われると信じています。
私の経験からもそれは間違いない事なので、諦めずに頑張っていきましょう!!